利益相反管理規程

 

1. 目的

ストーンビートセキュリティ株式会社(以下「SBS」)は、誠実かつ倫理的に業務を遂行するために、明確な方針を定めて利益相反の管理を推進しています。当社は、顧客との関係に影響を及ぼす可能性のある全ての利益相反(潜在的な利益相反を含む)を特定し、適切に管理することを重要視しています。

利益相反の管理においては、関連法令を遵守し、第三者から認識され得る事例を含めた全てのケースに対処します。事業活動や監査業務において、様々な利益相反問題に直面する可能性があることを認識していますが、これらの問題を適確に特定し、管理することで、顧客、SBS、および従業員を保護します。

当規程は、SBSの全従業員に適用されます。

2. 基本原則

  • 従業員は、利益相反を特定し管理する責任を有する
  • 会社の代表者(または指名された担当者)は、当規程及び利益相反管理フレームワークの導入に責任を有する。
  • SBSは、SBSが行う全ての事業について当規程が適用されていることを定期的に確認する。

3. 利益相反の特定

(1) 利益相反とは 利益相反の定義は1つではなく、「SBSが持つ職務上または個人的な利害関係が、その意思決定に不適切な影響を及ぼす可能性のある状況」と広く解釈されるべきです。法令またはガイドライン等で特定されている場合もありますが、以下の状況が利益相反とみなされる可能性があります。

  • SBSの従業員が、個人的な利益を追求するために顧客に不利益を与える可能性のある状況。
  • SBSの従業員が、顧客の利益を優先せず、自社の利益を優先する意思決定を行う可能性のある状況。
  • その他、SBSの従業員が、職務上の利害関係がその意思決定に不適切な影響を及ぼす可能性のある状況。

(2) 利益相反の特定方法

  • 全ての従業員は、日々の業務の中で利益相反の可能性がある事象を意識し、それを特定する責任を有します。
  • 代表者(または指名された担当者)は、利益相反の特定に関するガイドラインを提供し、従業員の研修を実施します。
  • 利益相反の可能性がある事象が特定された場合、速やかに上司及び代表者(または指名された担当者)に報告するものとします。

4. 利益相反の管理

(1) 管理方法
当社は、利益相反のおそれのある取引を特定した場合、以下の方法または以下の方法を組み合わせることにより、適切で十分な利益相反管理を行います。

(1)利益相反のおそれのある取引を行う部門間を分離し、情報を遮断する方
(2)利益相反のおそれのある取引の一方または双方の条件または方法を変更する方法
(3)利益相反のおそれのある取引の一方を中止する方法
(4)利益相反のおそれがあることを顧客に開示する方法
(5)情報を共有する者を監視する方法
(6)その他の適切な方法

(2) 管理の継続

  • 代表者(または指名された担当者)は、利益相反の管理状況を定期的に監査し、必要に応じて管理策の見直しを行います。
  • 従業員は、利益相反の管理に関する定期的な研修を受けるものとします。